【教訓】千葉県住みが感じた今回の台風15号に被災してから役に立ったSNSの「セーフティネット」としての使い方

お富さんジミーのブログ

まずはじめに、タイトルのSNSとは「ツイッター」を指しています。フェイスブックも試しにのぞいてみたのですが、タイムラインに表示される投稿の時系列がいいねをされたのを優先的に上に引き上げるアルゴリズムみたいなので被災した時に求めている〝リアルタイムでの情報収集〟には不向きなプラットフォームではないでしょうか。(頻繁に当日以外の投稿が表示されるなど)

停電が復旧しテレビを付けると、ようやく被災した地域のリアルな映像が全国ニュースでも取り上げられはじめたのを目にします。ぼくは比較的被害の少なかった木更津市在住なのですが、職場の駐車場脇に立ててあった看板が強風で根元からブロック塀ごとなぎ倒されていました。

台風15号が上陸した当日深夜(9/8、1時頃)はあまりの強風でギシギシと軋む家の中で眠れなかったひとも多かったと思います。3時を過ぎた頃にはチカチカと部屋の蛍光灯が点滅をしだし、そして突然の停電となりましたが「明日の朝には復旧しているだろう」と安易に考えていた。

ネットニュースで前日からかなり強い勢力の台風が千葉県に向かっていると誰もが知っていましたが、どこか他人事のようにしか捉えてなかったし次の日の朝、目にする住み慣れた街の光景は現実味がないくらいひどいものでした…完全に自然の怖さをなめていたとか言えませんね。

いま(9/13、現在)でも停電や断水が続き日常生活に支障をきたしているひと達が多くいますが、被害に遭われてない県外のひと達も仮に自分が被災したら??と想像力を働かせてもらえば少しは理解できるかと思いますが、非常時になると人間は

いま自分が置かれているまわりの近況報告を確認したがる心理が働きます

もちろん水や食料、車での移動にかかせないガソリンの確保が最優先ですがそれでもひとは【情報を求める】かと自分でも感じました。

そして、その際に特に気を付けてほしいのが「ネタ元(情報源)がハッキリしない情報はむやみに信用・拡散しない」という事です。ぼくの職場でもパートのおばちゃんが「近日中に木更津市内でも断水が始まるらしい」と話しておりましたが、どうせまた聞きだろうとまったく信用しておりませんでした。

この手の不安を煽るだけの不確かな情報が非常時にはよく出回りますが、飲料や食料品の買い占めなどのパニックを避けるためにも情報の精査はきちんと行いたい。

自然災害に備えてよく見かける備蓄の目安に

自分の家族が2〜3日は生活できるくらいは水と食料品を備えておく

とありますが、それができていないご家庭が多いのかそれとも先行きが見えない不安からかこの手の買い占め行為はどんな災害時でも起こりますよね。

また今回の台風被害では、ガソリンを求めて朝8時開店のガソリンスタンドに朝の3時から列をなして並ぶという平常時ではちょっと考えられない光景が木更津市のあちらこちらで見受けられました。

都内とは違い電車や地下鉄などの交通網がさほど発達してない地域では「車が生活の足」なので、車なしでは買い出しも困難になってしまいます。

まして残暑の厳しい熱帯夜が続いたので、蒸し暑い家の部屋では寝れずに自家用車でクーラーを効かけせて「車中泊」をされているひと達も多く、まさにガソリンは水や電気に並ぶライフラインの1つになっていました。

それでもガソリンを給油するために炎天下の中で何時間も待つのは非効率なので、SNSを使いリアルタイムで〝いま現在〟空いている営業中のガソリンスタンドを検索できれば、さほど待たずに済みました。つまり何が言いたいかと申しますと、

非常時には「情報格差」が生まれるという事実です。

例えば、今回のような状況ではスマホを持っていないお年寄り世代の情報源はテレビとラジオになります。たまに市内に設置してあるスピーカーから流れる市役所からの放送は音が割れてしまっていて、まだ若いぼくでも聞き取れないくらいの荒さでしたね。つまり緊急放送の意味を成していませんでした。

停電時ではテレビが見れないためスマホを使ったネット通信がなければ「ラジオ」が主な情報源となりますが、あくまで放送を受信するだけで自分から欲しいリアルタイムの情報は見つけづらいのが現実だ。

なので「電気・ガス・水道」の次に重要となってくるのは〝通信〟であり、その手段としてスマホは欠かせないのでその充電を停電時でも行えるよう平常時にソーラーパネルの充電器のひとつは購入することをおすすめします。

繰り返しになりますが、

「ネタ元(情報源)がハッキリしない情報はむやみに信用・拡散しない」

たとえ善意からの情報提供であっても、誤報・誤った情報は情報弱者にとってはすがりたい情報源になってしまう危険が孕んでおります。

だからこそ、自分が住む地域の市役所や東京電力〝公式〟以外の情報はたとえ近所の親しいひとからの言葉であっても鵜呑みにはせずに一度しっかりと自分で調べて現状を乗り切るためにうまく活用したいものです。

最後に、

今回の台風被害で被災されたひと達が一日も早く日常生活に戻れるよう他県からボランティアに駆けつけてたいと思ってくれている有志のひとがいるのなら、個人的にやるのではなく行政や自治体を通してから活動して下さい。「二次被害」に遭われては大変ですから、よろしくお願いします。