ぼくにとって〝食〟とは生命活動を維持するエネルギーを摂取する為のみならず、毎日のささやかな楽しみでもあり、もはや『エンターテイメントのひとつ』なのだ。家族や友達とみんなでワイワイと食べるご飯ってとても美味しく感じますよね。
また飲食という仕事柄フェイスブックやインスタグラムで日々食べ物をアップしているのだが、その際には〝自分でも食べたいなと〟思える『商材』を選んでいるつもりです。なぜならせっかく来てくれたお客さまに残念な思いをさせてしまうと二度とご来店してもらえなくなるからである。
例えばランチで大人気の『マグロ刺身定食』は美味しくてお腹がいっぱいになるだけでなく
DHA(ドコサヘキエン酸)
〝オメガ3〟という不飽和脂肪酸で、青魚に多く含まれると言われる。情報伝達をスムーズにし、脳細胞を活性化させる働きがある。また脂質の脂肪産生を抑制する働きも期待できる。
などなど身体に良い要素もたくさんあり、自信を持っておすすめできます!あと自分で切り付けを担当してるので余計に(笑)
【間違ったダイエットによる弊害】
基本的にひとさまの主義・主張はそれぞれなので自分と価値観が違っていても知らん顔して放っている性格なのですが、コレだけは〝断言〟したい。
性別や年齢を問わず、誰しもが身体的なコンプレックスの1つや2つ抱えていると思うが、そんなひとの弱みに付け込んだ一部のメディアやダイエット産業の情報に踊らされてはいないだろうか??
◯◯だけ食べてれば運動せずとも痩せられる
あの芸能人の◯◯もご愛用!
などの食い付きやすく一般受けしそうな売り文句で消費者を釣り上げる手法はいつの時代もなくなりません。なぜなら一定数だまされてお金を払うひとがいるからですよね。
それで仮に失敗しようが例え健康を害してもメーカーは責任を取ることもなく、それでもダイエットに失敗した人間は「またダメだった…」と自信を失う負のループに陥ってしまう。
【信頼できるフォロワーと繋がる意味とは】
健康について分からない事があるなら、自分でネットで調べただけの上部だけの知識や勘を頼りに判断するのでなく、ちゃんとその道の専門家に相談した方が断然いい。
例えばあなたなら、ネットでも絡みがありリアルで何度も会っている親しいひとに自分の専門分野で解決できそうな『悩み・迷ってる事柄』を相談されたら、さも分かってる風に適当な相槌を打って効果があるか分からないモノを売りつけますでしょうか??
〝きっとそうはしないはずですよね〟
自分を信頼し相談を持ちかけてきた『相手の役に立とうと』親身になって話しを聞いてくれる。もちろんプロとしてのプライドもあるはずです。
だから、SNSとはフォロワーの数だけでは判断できない部分がかなりあるし、結局はひとに恵まれているかどうかなんて当人にしか分からないよね。
『なに』を言うかではなく
〝誰が〟言っているのか?
それが情報化社会での最適解の見つけ方
現代人は、スマホひとつあれば何でも調べられるけど情報の〝見分け方〟については何も学校教育で教わっていない。だから大人になっても勉強は必要になるし、むしろ社会に出てからの方が自分に必要な専門分野について学ぼうとします。
やはり実生活においてその必要性を感じなければ、大抵のひとは学ぶことよりYouTubeなどの画像コンテンツを見たり、インスタグラムで自分の好きな分野の写真だけを眺めたりしているかと思います。
話しを〝食〟に戻しまして、
健康的でいるためには、たしかに肥満は良くはありません。少子高齢化社会において学歴より食事に対する知識がこれからは大事になってくるとぼくは感じている。いくら学歴が高く仕事ができたとしても、肝心の身体を壊してしまってはそのひとの人生は台無しになってしまう。
〝そろそろ身体は最大の資本だと自覚する〟
いくらダイエットに成功したとしても、食事制限中において身体に『必要な栄養素』をきちんと摂らなければ、髪はパサパサ・タンパク質の不足で肌にもツヤがなく・体脂肪だけでなくもれなく筋肉量も減っていれば、身体のメリハリがなく〝新陳代謝〟が低下しているので、ダイエット前よりも『リバウンド』しやすいという悪循環でしかない。
①タンパク質
②炭水化物
③脂質
上記の3つは『3大栄養素』とされているが、2つ目の炭水化物は特に〝糖質制限〟ダイエットの流行により完全に悪者扱いなのですが過剰摂取はもちろんNGだけど、摂取するタイミングが大切で主に活発な活動前と運動後(グリコーゲン補充)に摂取するのがベストなタイミングだとされている。
そもそも〝炭水化物抜き〟をやってしまうとぼく達の住むこの国の『和食』と非常に相性が良くないのは明らかですよね??
ランチタイムに男性のサラリーマン客でも半ライスでとのご注文がとても増えたが、その程度の減らし方なら問題ないが完璧に抜いてしまうと〝外食するお店選び〟も楽しくなくなる気がします。もちろんお寿司やカレーライスも食べれなくなるし、何より一緒に食事する方もなんだか気を使ってしまう。
そして摂取カロリーには敏感で非常に気を付けていても自分自身の『1日の基礎代謝量』を知らない人が多い様に感じます。
その計算式は男性の場合
10 × ◯◯(㎏) + 6.25 × ◯◯(㎝) −
5 × ◯◯(歳) + 5 = 基礎代謝
なので、ぼくの場合は『1755 ㌍』が基礎代謝となりそれを上回らないよう摂取カロリーを考えて食べれば理論的には太らないよね。
仕事をしていく上でいつも疲れやダルさが抜けなかったりしたら、ダイエット目的で食べるのを減らすだけでなく日々の〝食生活〟を見直してみる必要があるかもしれません。
根拠のない安易なダイエット法を簡単に信じるのではなく、身体に良いとされてる食材をドカ食いなどせず適量をおいしく頂くこと。週に何回か運動や筋トレなどして、筋肉量を増やせば〝基礎代謝〟も上がりつまりは『太りにくくカッコいい身体付き』にもなれます。
会社で嫌なことがあってもくよくよと悩まず〝睡眠時間〟をきっちり確保して安眠できれば、今日も頑張っていこう!って気持ちにきっとなれますよ♫♫
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