じぶん元年を始めよう

年末年始の〝怒涛のような忙しさ〟も今年に入って最初の一週間が過ぎ、例年の売上データからすると普段の落ち着きをそろそろ取り戻す頃でしょうかね?

ぼくの仕事は飲食サービス業なのですが、ここ数年で『繁忙期』の在り方というか捉え方みたいなものが変わってきたような気がします。

そんな時期にはお客さまがたくさんご来店してくれているので、お店側からすれば何より売上が立つし忙しいのはとても有り難いことなのですが、受け入れる側つまり『受け皿(お店・施設)』のキャパシティを超えてるなと感じる日が残念ながら、毎年よく目に付くようになった。要は忙し過ぎて営業内容が〝パンク〟を起こすというやつだ。

そんな苦い経験から〝軽減税率法〟が2020年に施行される前のタイミングでお国から『補助金』を引っ張り、経費を組んで当店ではレジシステムを一新しました。そして同時にお客さまのテーブルに置く〝TOS(テーブル・オーダー・システム)〟を導入し、ホールスタッフのオペレーションを軽減を図り、何とかこの繁忙期を無事に乗り切ったという感じですね。

AI(人工知能)や自動化システムが何かとニュースやメディアを騒がす昨今ですが、ぼくが働くお店では相変わらず手作り商材が多いので、それこそ多くの〝ひとの手〟を介しています。

その料理を運ぶのもまたひとなのですが、その肝心の『人手』が集まらないという難題がここ五年くらい前から続いている。言い方はアレですけど、まるで底の見えない〝無間地獄〟に陥った気分が何年も続きました。

予算をかけて『求人広告』を打ったとしても会社を定年退職した元職人のおじいちゃんみたいな高齢のリタイヤ組からしか募集がこないなんてザラなので、今では在籍しているパートさんやアルバイトから直接の紹介で人材を集め、シフト(人員の予定表)を組んでいます。

それでも〝休みたい日はみんな一緒〟なんです。

ぼくがまだ子供の頃は正月の『さんがにち』は開いているお店の方が少なかったように記憶しています。それが時代の流れと共にサービス業は特に〝やってて当たり前みたいな風潮〟になってしまいましたが、昔の今もそれぞれに守るべき家族がいて、それぞれに自分にとっての大切な時間がある。

そういった理由からぼくが約8年前にお富さん太田店に赴任したタイミングで12/31の〝大晦日〟と、お盆時期で忙しい8/15の夜の営業は地元〝木更津花火大会〟のために自分の独断でお店をお休みにしました。

休んだからといって特別なことは何ひとつしてませんが、大晦日の夜に家族でテーブルを囲み一緒に食べた『年越し蕎麦』が旨かったのは言うまでもありませんよね。

数字を出せなければお店(会社)は死にます。それでも中で働く人間との都合をうまく擦り合わせる作業を『責任者』はしなければならない。お店のシフトも含め働きやすい〝環境〟を整えられるかが、そのひとの器量として試されるのです。

そんな時に求められる〝能力〟とはなんでしょう?ぼくは相手の立場を考えられる『想像力』だと〝経験則〟から学びました。

“愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ”

という有名なことわざがありますが、ぼくは上っ面だけをウィキペディアで調べて学ぶより自分の足で得た〝生きてる情報〟の方を信じる。

あと、逆説的かもしれませんが意外とぼくは読書家なので(笑)

時代の最先端をひた走るキングコング西野亮廣さんやホリエモンさん、OWMDAYSの田中修治さんなど〝若き起業家〟が現代をどう捉え、どのように生き抜いているのかを知りたくてその著書をよく読んでいます。

昨年のクリスマスイブ(石原さとみさんの誕生日)に発売された『前田裕二』さんの著書『メモの魔力』を読了したが、メモ帳というどこにでもあるアイテムがこんなにも自分の〝思考の深掘り〟に役に立つとは驚きでしたね!とても良書なのでオススメしたいです。

この著書の巻末に〝自分を知るための〟自己分析1000問ノックがあるのですが、簡単にご説明するとこんな感じになるかなと気軽にツイートしたら著者ご本人からいいねを頂きとても恐縮な気分になりました(笑)

ある人からSNSの〝本質〟とは物理的な距離や時間の制約を超えてコミュニケーションをとるツールだと教わりましたが、いまぼくの頭の中でSNSとは

『ひとの頭の中より、ほんとに覗きたいのは自分の心の中だろ?』

という言葉が琴線に触れました。物理的にはスマホの画面越しに情報を見ているのだが、結局は受け取る側つまり〝自分がどう捉えるかで〟その受信の仕方が変わってきますよね。

それを前田式メモ術で書いてみると、

①ファクト(思ったことを書く)

SNSでひとの投稿を見て何かを感じる

②抽象化(ということは?)

一度も会ったこともない知らない誰かの言葉よりも、より関係性の深いひとの言葉の方が気になるという価値観をひとは持っている

③転用(だったら〜)

〝なに〟を言ってるかでなく〝誰が〟その言葉を発しているかで受け取り方に差が出る。つまり自分を軸にした関係性で『言葉』の浸透度が変わってくるので、ブレないためにはまず自分の内側を見つめる

④標語(単語でまとめる)

〝可処分精神〟の行き先を決めておく

ITが爆発的に普及して時代の流れが早いと言われてる現代ですが、普遍的な存在とは『じぶん』以外にいないのだと思います。人間は生きてるだけで大なり小なり日々なにをどうするのか〝自ら常に決断〟をしなければならない。

これまでの企業は〝可処分所得〟の奪い合いを競合他社としてきました。どこの会社がどのくらいお客さまから『お金』を集められるかというレースみたいなものです。

その次に無料アプリなどのコンテンツが登場し、便利だし無料だからと誰もがそれに飛びついた。そうすると今度は〝可処分時間〟を取り合った。つまり、これまで明確な価値を付けられなかった『そのひとの持つ時間』にお金と同等かそれ以上の価値があると気付いたからだ。

そして、これからは〝可処分精神〟の時代になるだろうというのが大きな流れとしてある。ふとした時に思い出してもらったり、時には何をしててもそのコンテンツのことを考えてしまう〝ひとの思考〟の奪い合いだ。

それがオリンピックイヤーの2020年に世界に先駆け『5G』時代に突入する日本でどんな〝インパクト〟をもたらすかなんてぼくにはわかりませんが、その時代に乗っかって伸びるコンテンツが出てくるのくらいは簡単に予想できます。

そのひとつがVR(仮想現実)と言われてて〝動画によるコミュニケーション〟が注目されていますが、ぼくはその分野のことをよくわかんないけどね(笑)

今年も元旦には地元の氏神さま『八剣八幡神社』まで初詣に行き、おみくじは〝大吉〟を見事に引きました。でも良い運勢のクジを引くのは嬉しいけど、それだけで今年が何事もうまくいくなんて誰も心から信じていないよね??

〝可処分精神〟をいつも自分の傍に置くためには『じぶん』〝知る〟しかない。自分が何に対して〝熱意〟を持って取り組めて、〝人生の喜び〟をどんな時に感じるかなんて自分にしかわからない価値観なのだから。

〝徹底的な自己分析から導くロジック〟

により世界は開けるのだとぼくは信じます。

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