〝モノ〟より〝ヒト〟検索の時代

もうすぐ今年も年の暮れを迎えますが、約2年前の『新語・流行語大賞』の年間大賞をまだ覚えてますでしょうか??

2017年に選ばれたのは〝インスタ映え〟という言葉でしたね。ガラケー(日本で独自の改良を加えたガラパゴス島の進化に例えられたケータイ電話)から『iPhone4』の登場を皮切りにスマホが市民権を得て、一気に普及してからは世の中の流れが加速度的に早くなったのをその当時でも〝肌感覚〟で感じていました。

一時はSNSで圧倒的な隆盛を極めた〝フェイスブック〟もだいぶ廃れてきたかと思えば、若い層を中心に〝Instagram〟のアクティブユーザーが爆発的に増え、当時は連日のように各メディアでも取り上げられてとても賑わいましたね。ぼくもお店の宣伝をする際には、料理写真の加工が手軽にできるのでよくインスタを使っています。

その他にもぼくは情報収集に便利で、気軽に思ったことをつぶやける〝ツイッター〟や自分の考えや人柄をひとに知ってもらうためにワードプレスで〝ブログ〟も書いています。

つまり『SNSの中にいる時間』が大袈裟ではなく、1日で使える自由な時間の大半をスマホで消費していると言ってよいくらいにどっぷりと浸かっていた。

またこうした流れとは逆に複数のSNSアカウントを持つと〝友達の投稿を追いきれない〟という『逆転現象』も起きていた。同時進行で色んなSNSを利用するという事は単純に情報量が増えるのを意味していたのです。

たぶんひとは向こうからやってくる『情報量』が多くなり過ぎると、自分の中では処理を仕切れなくなるので逆に見なくなってしまうか、もしくは〝SNS自体から離れていく〟ような気がします。

それは相手にも同じことが起きるので、残念ながら繋がるひとが増えるほど〝投稿を見てもらえない〟という『結果』になってしまう。

あ、もちろんこの前偶然にもチャイニーズバル杏花(しんふぁ)でお会いしたみなさまの投稿はちゃんと見てますよ!(笑)

このような状況下なのでこれからは、そのひとの『個を出した発信』でなければニュースフィードやタイムラインで誰かの目に止めてもらうのが、どんどん難しくなっていくのが予測されますよね??

〝モノ〟検索からユーザーや消費者は〝ヒト〟検索に徐々にそのシフトを移行しているのです。

それは〝言葉〟にも当て嵌まり、『何を』言うかよりも『誰が』言ってるかでその言葉の反応率もまったく変わってきます。

普段の投稿から信用できるひとがよく利用してるお店だったり、よく食べてる料理って何だか気になりますよね。実際ぼくもそうです(笑)

更に言うと、お店で商品を提供してるあなた自身が『商品の広告塔』なんです。

世の中にはおいしくて安価で食べられるお店はたくさんありますけど、そこで実際に働くお店の〝ヒト〟と仲良くなれる機会ってあまりないですよね?やっぱり相手が仕事中なら話しかけづらいものですから。

それでもSNSを通して『興味』『共感』を初めからお店のひとに持たれている〝お客さま〟ならその距離感はグッと縮まります。

働く側からしてみても繋がりがあって顔のわかるお客さまがお店に来てくださるのは素直に〝嬉しい〟ものなんですよ。

それとシンプルに〝まだ情報の届いてないひと〟にこんなおいしいお店が近くにあるよって知って欲しいのです。

もちろんどこのお店の紹介をしたとしてもぼくには1円も入ってこないけど、SNSで繋がりのあるひとがそれを『キッカケ』としてくれて実際にわざわざ足を運んでくれる。

どこにいてもスマホがあれば〝ネット検索〟ができる時代ですけど〝最も信頼性の高い情報〟とは自分と親しいひとの『言葉』なのです。

企業が年間予算を組み、どんなに広告費をかけた販売促進もそのひとの『家族』や親しい『友人』のおすすめの〝ひと言〟には決して敵わない。

だからぼくはステキな〝ヒト〟がいるお店をこれからも紹介していきたいと考えてる。自分がおいしいラーメンを食べ歩くことが好きなのもありますけどね(笑)

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