マグロがなくなったら寿司屋は何を売ればいいのか

なんか〝一休さん〟みたいな禅問答ですけど(今の若い子は知らないかな?)このような『問題提起』は飲食業や水産業だけに限らず、

ネット通販最大手のAmazonは『買い物』に変革をもたらし、Googleは『検索』のやり方を一新した。ぼく達のような一般消費者は、高いところから低いところに水が自然と流れるように『低価格・使いやすさ』に勝るモノはなくそれらの会社を使うようになる。

欲しい家電製品があったのならAmazonで価格帯を調べ、買う前に最寄りの大手量販店で実物を〝品定めだけして〟店舗ではなくネットでポチる。お店を探したり、選んだりする時も分厚いタウンページを持ち出して調べるひとはもう少数派で、Googleマップで検索すればすぐに解決する。

別に脅すつもりは全くないのだが、いまあなたが働く会社もいつ〝利便性の高いツール〟に淘汰されるか分からないご時世なのです。

話しを戻しまして、

ぼくがつい先日まで実際にベトナムの〝お富さんハノイ店〟で触っていた『マグロ』は、

キハダマグロの少し色がボケているようなモノしか入荷できなかった。

それでも仕入れられればまだいい方で、お店でマグロを使いたくとも〝入荷なし〟と取引先に言われたら『お手上げ状態』でしたね。

下の画像は、現在『お富さん太田店』で使っているバチマグロです。どちらも色を調整するようなカメラフィルターは使っていない。

もし自分が〝お客さまの立場〟であったのなら、どちらを注文したいかは言うまでもないがそんな『環境』でもお店のメニューに寿司が印字されているのであれば、

どうやって作るかを頭をひねって考えなければならない。。。

そんな状況下でも〝救いの救世主〟となったのが、日本でも大人気の『ノルウェーサーモン』だったのです。

その品質は日本で扱うものと遜色ないクオリティだったので、寿司でも刺身でもサーモンをメインに組み立てて考えることができたと言っても過言ではない。とても脂がのっており、現地ベトナムのひとの口にも合う食材だったのでまさに願ったり叶ったりというわけだ。

それでもやっぱり頭をよぎるのは、

色の良い脂がのった『バリバリのマグロ』をベトナムのお富さんでもお客さまに提供したいという、まわりの状況なんて知ったこっちゃないよ?と言わんばかりのかなり自己中心的な強い思いでした。

もちろん冷蔵庫を搭載してるベトナムではまだまだ高嶺の花みたいにべらぼうに高級な冷蔵庫などのハードの部分や、漁場から市場に出回るまでの交通網などのインフラの整備などぼく個人の力ではどうにもならないとは分かっているものの、

〝諦めたらそこで試合終了だよ〟

という懐かしの『slam dunk(スラムダンク)』に登場していた湘北高校のカーネルサンダースみたいな見た目の安西監督も仰ってましたよね??

なので次にベトナムに行く機会を設けたら、町市場や漁師町などを見て回りこの地で『新鮮な魚介類』を流通させるにはどうしたらいいかを〝机上の空論〟ではなく現場のひと達とリアルな意見を交換したいと考えています。

ぼくはベトナムのスーパーマーケットをみんなで立ち上げる際に日本の商品や野菜が並ぶ商品棚を見て『喜んでくれたお客さまの声や顔』を目の当たりにしている。

お店(会社)とは必要としてくれているひと(お客さま)がいて始めて存在意義を待つ

ものだとほんとの意味で教わりました。

それにぼくにはまだ小さい子供がいるのですが、いま現在取り扱っている『食材』がこの子が大きくなってからも〝食卓のテーブル〟に並んでいるのか?と大きな疑問符を持っているのです。

いまはもう無いのですが、

スーパー富分の本店は木更津市の桜井にありました。

そのシャッターに描かれていた〝太くて大きいシャコ〟や大切なお客さまを自宅に招く時に用意していた〝立派なワタリガニ〟という『食材』は、いまぼくが住むお家の食卓に並ぶのをずいぶんと見ていない。

そのワケは『もうあんまり獲れないから』という理由でしかない。ほんの20〜30年前まで普通に獲れてたんですよ?それでもたかが『ご飯の話し』では済まされないような気がします。

〝次世代に何かを残したい!!!〟

と考えるのは、ただの『驕り』でしょうか??

だからぼくは『行動』を起こしたいと考える。まずは、お富さん太田店の店長という立場を年内には一旦降りて、木更津駅西口と君津駅前にある2店舗を含めた3店舗を同時に統括する【マネージャー】という肩書きを作り国内のお富さんの〝磐石の体制作り〟に取り組みたい。

更に親会社のスーパー富分との〝連携〟を今よりもっと密にして、『コストパフォーマンス以上の付加価値』をお客さまにご提供するつもりです。

そして、その都度『ベトナム遠征』にはぼくだけでなく店長クラスの社員を派遣し、現地で働くひと達とのコミュニケーションを常に図りたいという妄想ではなく『構想』として、いまぼくの頭の中にある。

〝絶対に達成してやる!!〟

のでどうか温かい目で見てやって下さいね!

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