同業者をライバル視する時代はとっくに終わった

企業(お店)は様々な媒体を使って販促活動や告知をする。お客さまに自社の『商品を買ってほしい』からだ。

ひと昔前ならテレビCMなどで人気タレントや有名スポーツ選手を起用して『購買意欲』を促そうとしていました。それが、無料で誰でも利用できるSNSの登場によりここ数年で〝状況が一変した〟と言えます。

これまでは大手企業はその豊富な販売促進費を注ぎ込んで『マス』の規模で不特定多数の大衆に向けて、発信を繰り返していた。

つまり、〝数打ちゃ当たる〟という風に多くのひとに見てもらうのを『目的』としていたのである。

それとは反対に『個人』を出した発信は、自分の身近なひとに向けている場合がほとんどだ。だから見てくれたひとの〝感覚に響く〟のだとぼくは考える。

テレビCMでタレントは〝おいしそうな顔を作って〟それは旨そうにビールを飲む。でもほんとは味なんてどうでもいいのだ、そのCMに出資してる『スポンサー』が納得してくれれば。

ぼくは仕事帰りによく“チャイニーズバル杏花(しんふぁ)”に立ち寄らせてもらっている。そしてお酒を飲みたい時は、一杯目は神泡の『生ビール』と決めている。

それはなぜだか分かりますよね??

別に誰のためでもなく自分が『好き』だと思える生ビールだから頼むのです。

『こんばんは〜』って挨拶をして金魚が泳いでるカウンター席に座り、明日も忙しいしウーロン茶にするかちょっとだけ悩みながら(笑)

『う〜ん。。やっぱ生でお願いします!』

といつものようにオーダーしている。もちろんしんふぁの宣伝をしてもぼくには『一円』も入ってはこない。相手が亨さんだから、何も言われなくてもSNSにのせて発信している。

夏のおすすめとしてお富さんで大ヒット商品となった『痺れる・汁なし坦々麺』のベースの味は、自家製のラー油がポイントになっている。

そのラー油の『レシピ』を教えてくれたのが亨さんなんです。

もちろん誰にでも教えられるものでは決してない。職人が苦労をして得た知識とはすなわち『財産』だからだ。それでも相手に快く伝えられるのは、『信頼関係』がなければありえない。

だから、ぼくは平気な顔をして『塩炒り銀杏』を片手につまみながら、これからお店で提供しようと思っている【目玉商品】の作り方を包み隠さずその全部を話して『どうですかね?』って相談できる。

同業者だからって、ライバル視する必要なんてありません。

お客さまは、自分の行きたいお店はネットで調べて自分で決めています。

もしくは、身近なひとのリアルな情報を見てから決めているのです。

そんなひとから信頼される身近な『個人』になりたいものですね。

コメントを残す