仕事の合間をみてSNSで繋がりのあるひと達が多数出店しているイベント
【キサラヅパークベイフェスティバル】
に始めて行ってきました。飲食という仕事柄なかなか『かき入れ時の週末』にお店を抜けるのは難しいので、もちろん行けるかどうかはその日の混み具合や片付けの段取り次第なのですが今回はラッキーでしたね。
そんなぼくがお店を抜けたのはランチ営業のラストオーダー30分前だったのですが、
〝たったの30分間もスタッフにお店を任せられない方がヤバいよね??〟
そうなんです。スタッフに任せられる仕事と『ぼくにしかできない仕事の区別』はこれからもしていかないと、いつまで経っても店舗から自分が離れられないのです。
それに自店舗で働く『スタッフの誰か』が行くのと店長のぼくが顔を出しに行くのでは、意味合いが変わってくる。それはあなたが〝お店の顔だから〟相手の受ける印象もまた違ってくる。
流れる雲がなんだかとても低く感じる赤い橋の下とぐるっと港を回った先にある出島では、たくさんのお店が立ち並び楽しそうな顔をした人々でわいわいと賑わっていました。
たぶん新しい発想とか、着眼点というものは外部からの刺激により〝活性化〟されるのだと思います。実際にその場で働くひと達と交流することにより、肌で感じる情報というものがあるのです。
そんな時には、よく一度本で読んだだけでは落とし込めなかった言葉の意味が妙にストンと腑に落ちるものなんですよね。
※引用元「安売りするな価値を売れ」藤村正宏著
たくさんの似たような会社(店)がある中で、
お客さまは、どこから買ってもいい。
あるいはどこからも買わない、という選択肢がありながら、
どうしてあなたのところで買わなければならないのか?
ブログのタイトル的に、ここまで書けばもうお分かりですよね?
友達のような大切なお客さまと『関係性』を築いてそれを深めていく。
そうでなければ、これだけたくさんのお店がある中でどうして〝お客さまに選ばれる〟のかを説明できますでしょうか。
商品ではなく『あなたを選んでもらう』にはどうすれば良いのかを考える事が、物が溢れている時代に必要な感性となってくるのです。
例えば、ピアノから流れてくる曲が、どの作曲家のどんな作品なのかより〝誰がピアノを弾いているのか〟が重要なんです。
ぼくはロックは好きだけどクラッシック音楽にはとても疎いので、ピアノを弾いている女の子のことを全く知らなければわざわざ足を止めて聞いてなかったと思う。
ご縁があり、ステージでピアノを弾く女の子とそのお母さんとは自分が働くお店を通して面識があったので遠巻きから演奏を聴いて動画にも撮り、その素晴らしかった音色をSNSで流すわけです。
【繋がりの経済】とは、すぐに目先の売上や客数を欲するのでなく自分の人柄を知ってもらうのがスタート地点であり、この人から買いたいとお客さまに思ってもらう事が自分が必要とされてる証拠にもきっとなるのでしょう。←ぼくええ事言ったな(笑)
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